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みかん甘夏の季節になった。

毎年美味しい甘夏が手に入ると友人に送る。
そうすると必ずマーマレードになって帰ってくる。
このマーマレードが絶品なのだ。
もう何年になるだろう。

彼女には持病がある。
最初の頃は甘夏の皮を手切りしていたのだが、手の痛みが辛くなり
ある時から電動のスライサーを使うようになった。
そして今回、彼女からのメールには、
「年々こだわりを一つずつ棄てるようです。今年はホーロー鍋を辞めシャトルシェフを使ったのでトロリと仕上がっています。サクサク感のないのが少し物足りないけどね。」
泣けてくる・・・

苦労して作ってくれたマーマレード。
一口一口かみしめていただく。
まろやかで口当たりがとてもいい。
甘さも柔らかさもちょうど良くて、円熟味が増した感じ。
「棄てざるを得ないこだわり」のその分、彼女の思いが溢れ出てさらにさらに美味しくなっている気がした。

そのことを彼女に伝えたら、「心強い応援をありがとうハートたけおちゃんがいてくれて道具があって体調が整ってこそのお楽しみです。作ることのできる嬉しさはこの上ありません。感謝していますハート

今回もたくさん作ってくれた。
大きな瓶2つと小瓶をひとつ。
本当は美味しい食べ頃はまだ1~2ヶ月先らしい。
それまで寝かせたほうがいいのだ。
ところが、食いしん坊の私は「待て」ができない。
それでいつも「すぐに食べる用」の小瓶をつけてくれるのだ。
写真にはすでに堪能した小瓶が写っている。
大瓶は「よし!」と言われるまで待つ覚悟だ。

彼女はケーキ作りも上手だ。
私の誕生日やクリスマスには大好きなガトーショコラやフルーツケーキを焼いてくれる。
これもまた絶品!
しかもこれもまた私の気持ちを察して2個ずつ焼いてくれる。
待ちきれず食べる用と食べ頃待機用。

私にはほんとうに素敵な友人がいる。
暖かな思いをたくさんいただいている。
心からありがとう!